どもども。
今日はちょい古なゲームの簡単なレビューでも。コロニーウォーズというプレステの3Dシューティングについてです。
このゲーム、アートディンクから1998年に発売されていますが開発は海外の会社みたいで、続編は海外でのみ出てるらしいです。私は学生時代に中古で買いました。うろ憶えですが多分1000円前後でかなり激安だったと記憶してます。
360°全方位型の3Dシューティング舞台設定は未来。地球帝国の圧政に苦しむ遥か遠方の星系にある植民地郡が自由世界連合を結成して独立を勝ち取ろうというもの。マルチシナリオになっていて、ミッションの成否によってその後のミッション内容も変わり、最終的に何種類ものエンディングに分かれます。
ゲームシステムは3Dシューティングで360°自由に飛びまわれます。敵味方入り乱れる戦場で味方を守りつつ動きの早い敵戦闘機や高い攻撃力を誇る敵戦艦をやっつるのが醍醐味です。
星空とすばらしい演出で彩られた戦場、ハイクオリティのムービーミッションの前後でムービーが流れますが、マルチシナリオなので展開によって見れるものが違います。語り手が過去を振り返る形で戦争の様子が語られますが、恒星(かガス惑星)を背に大船団が航行する様子など、SFゴコロを刺激する非常に美しいムービーとなっています。
同様にミッション中の戦場もこれまたSF好きの心をがっちりキャッチしてくれます。背景は星星の輝きやすぐ近くにある色鮮やかな惑星、神秘的な色彩を放つガス星雲によって彩られ、その中でレーザー光線が飛び交い、激しい戦いが展開されます。個人的に一番すごいと感じたのは戦闘中に敵の巨大戦艦が戦場にワープしてくるところ。「敵の戦艦が転移してくるぞ」みたいなナレーションの後に、何もない宇宙空間にいきなりプラズマ光が走ったかと思うと、光の中から敵戦艦の姿がうっすら浮かび上がってくるではありませんか。いやがおうにも気分は盛り上がっていきます。
バランスが残念だった残念だったのはそのゲームバランス、ですかねぇ。マルチシナリオなのでミッションに失敗してもゲームオーバーにはならないのですが、このゲームの「難しさ」は、ちょっとたちが悪い。敵が強い類の難しさならいいのですが、護衛ミッションで護衛対象が弱すぎてすぐ撃沈されてしまい、ミッション失敗というパターンが多かったです。しかもミッション全体における護衛ミッションの割合が多い。。。たいていは護衛対象はドレッドノート艦という戦艦なのですが、これまた戦艦とは思えないほど脆弱なんです。「ドレッドノートがやられた。全軍撤退せよ」というようなセリフを何度聞いたことか。
結局私は自力でベストエンディングを見ることは出来なかったのですが、裏技で全ルートのムービーが見れるモードがあったのでそれで見てしまいましたね。
以上っす。全体としてはなかなかいいゲームだったかな、と思ってます。
ちなみに今ならamazonマーケットプレイスで中古品が100円で買えるみたいですね。
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コロニーウォーズを知ってるひとがいるなんて感激!
ドッグファイトで苦労して敵のシールド削って、いざレーザーで撃墜・・・ってやろうとすると横合いから見方が獲物をかっさらっていき、「落としたぞう!」と無線が入ったりして、よくできたゲームでしたね。