前回の続き
A列車で行こうDS、シナリオマップ「門前町」の1年度目後半、絶賛赤字祭りな状況から。
1年度目決算年が明けて1月、今年の景気予測は後退らしい。
月間の営業利益が伸び悩んでいるため現金が貯まらず、たいしてやることもないまま3月31日の決算日を迎えた。
当期純損益はマイナス227億・・・
1年度目の黒字化はすでにあきらめていたとはいえ、この額はさすがにまずいかもしれない。
街は発展しているのだが損益が改善しないのは子会社が工場CとデパートDしかないのが主要因だと思う。
シナリオのクリア目標については現状でこの数値。商業は20%が目標に対して、1年で9%にまでなったので、普通にやってれば簡単に達成できるのかなと思います。路線長も簡単にクリアできそうだし、やはりキモとなるのは新幹線開通のための資金集めなんだろう。
2年度目2年度目に入っても相変わらず現金が貯まるペースが遅いので大きなアクションがとれない。
7月には我慢の限界が来て工場Cを売ってしまった。売却時の評価損のため損益計算上は37億のマイナスが発生したが、何より現金がほしくて。これで手にした現金を使って西舟道駅前にデパートDを建てる。
そして迎えた2年度末。
この年は何とか営業利益35億を確保した。人口も2万3千にまで増加。
しかし金欠なのは変わらない。借金をしたくても、すでに限度額いっぱいまで借りているのでだめだった。2年連続で不況だったためか、今なら融資金利は6.3%で借りられるのに。くそ~。たしか1年度目の最初に借金したときは10%くらいしたはずだ。失敗した
3年度目資材が不足しがちになってきたので工場Bを建設した。
港周辺は工業地帯になりそう。
9月。
借金285億の返済期限まであと8ヶ月ほどだが、現金が48億しかない。状況は非常に厳しい。
年が明けて2月。借金返済まであと3ヶ月。
子会社などの収益により手持ち現金は110億まで増えたが、このペースだとたぶん返済期限に間に合わない。この頃にはすでに子会社を売ること前提に金勘定を考えている。
そして3年度末の決算。
今年度は借金返済に備えてほとんど金を使っていないため、純損益は98億にも上った。
1年度目と比べると、収益を示すオレンジ色のバーがかなり伸びてきていて、損益は改善してきていることがわかる。というか、1年度目の支出が多すぎだよなこれは。
人口は3万7千にまで増えた。こちらは順調だ。
4年度目4年度目に入り、ついに借金の返済期限がやってくる。
返済日前日時点での保有現金は167億。返さなければならない借金は284億。つまりここから100億以上の現金を工面しないとゲームオーバーというわけである。
この未曾有の大難事に際し、我が社は保有する株式や工場B、デパートDを売り払い、なんとか返済資金をかき集める。
これほどの優良物件を手放さなければならないところまで追い詰められていた。
その日、我がぐらもTSの取締役は血の涙を流したという。
稼ぎ頭であるデパートDまで売り払うことで、何とか倒産だけは免れることができました。
さて、無事に借金は返せたがピンチはここでは終らない。
月末には法人税を払わなければならないのだ。その額、じつに71億!
ギリギリで借金を返済した我が社にそれを支払う余裕はなく、このためにまた「借金」をした。100億。
まさに自転車操業である。
苦難の経営は
次回に続く。
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